【タイトル】衛生士学校にて講義を行いました!〜訪問歯科・摂食嚥下のリアルな現場を体験〜

2月25日、当院のスタッフ5名(院長、衛生士Yさん、Yさん、白石さん、事務の石橋さん)で、衛生士学校へ講義に行ってまいりました。
今回は90分×2コマという長丁場で、これからの歯科医療を担う学生の皆さんに、訪問歯科や摂食嚥下のリアルをお伝えしてきました。

◆ 1コマ目:訪問歯科の基本と「口腔機能低下症」の実習

 前半の講義では、訪問歯科と外来の違いや、高齢者の方々を取り巻く「地域包括ケアシステム」についてお話ししました。

そして、全身の衰え(フレイルやサルコペニア)の入り口となる「オーラルフレイル」や「口腔機能低下症」の重要性について解説しました。

さらに、訪問現場で実際に行っているスクリーニング検査を実習形式で体験してもらいました。

• 口腔水分計(ムーカス)を使ったお口の乾燥度チェック

• 風船を使った舌圧(ベロの筋力)測定

• オーラルディアドコキネシス(パタカの測定)

• グミを使った咀嚼能力テスト

◆ 2コマ目:食べる力を支える「摂食嚥下」のメカニズム

 後半の講義は「食べる力(摂食嚥下機能)」がテーマです。

 まずは正常な嚥下の仕組みを模型を使って説明し、その後はお水やヨーグルト、おせんべいなどを使って「もぐもぐ・ごっくん」の動きを実際に体感してもらいました。

また、「姿勢の悪さが飲み込みにどれだけ悪影響を及ぼすか」を体験してもらうワークや、改訂水飲みテスト・フードテストといった嚥下機能のスクリーニング検査、さらには嚥下内視鏡検査(VE)の実演まで行いました。

◆ 学生の皆さんの様子

今回の講義は現場を想定した実践的な実習が非常に多く、学生の皆さんにとっては初めて体験することばかりだったと思います。

そのため、最初は恥ずかしがったり戸惑ったりする様子も見られましたが、お互いに検査を行い、体を動かして体験していくうちに、だんだんと前のめりに、積極的に参加してくれるようになりました!

訪問歯科において、歯科衛生士は「お口の中をきれいにするだけ」ではなく、患者さんの生活や全身状態を観察し、多職種と連携して「安全に食べられる環境」を整えるという非常に重要な役割を担っています。

当院では4月より同校の学生の臨床実習を受け入れる予定です。今後もこうした教育活動を通じて、未来の歯科医療を支える人材の育成や、訪問歯科・摂食嚥下分野の啓発に継続して貢献してまいります。

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