<墨田区 60代女性>
コロナ禍のなか、誤嚥性肺炎を起こし母が入院しました。
これ以上は治療ができないということで看取りで自宅に戻ってきました。
嚥下機能も低下し終末ケアをしていました。
家という安心感から回復傾向になったのでもう少し元気にならないかとの願いからなんとかスイカジュースを飲ませ、次はメロンや桃のペースト、ポタージュスープを飲み込むことができるようになり母は徐々に回復ました。
一人でベットに座れるようにまでなりました。
そこまでになるとお世話をしている家族にとって希望と期待が芽生えてきました。
入院中に入れ歯が合わなくなっていたのでなんとか入れ歯を入れることができ食べられるようになれば命をつなぐことができるのでは?
入れ歯を入れて元気な頃の顔に戻れば希望や気力が湧くのではないかとの思いで訪問歯科診療をお願いしました。
ところが、ほんの少しの調整をして作り直さないと無理との判断を受けました。
こちらの事情をお話ししましたがとても事務的でがっかりしました。
その話が訪問医療の先生の耳に入り角田先生をご紹介いただきました。
はじめてお会いした時には衝撃を受けました。
家の中が先生の熱いエネルギーで家の中が明るくなったように思いました。
母の状況をわかったうえで「大丈夫ですよ、必ず治します。」と言っていただいた時は私の思いまでわかっていただける方だと直感的にわかりました。
とにかく早くにとすぐさまその場で治療をしていただき、なんと入れ歯が入るようになりました。「とりあえずですがお顔が戻りましたね、また調整してもっとよくしていきますね」と私の思いに寄り添っていただいた嬉しさは忘れられません。
そのあとケアマネージャーさんに「神が来ました、ゴットハンドで神診療していただきました」と電話してしまいました。
治療に来ていただく度に私が納得できる心に寄り添う説明、治療をしていただきました。
母はその後一旦はまた元気を取り戻し、2,3週間と言われていた命を3か月余り最後まで食べることも話すこともできて穏やかに過ごした後に家族立会いの下、看取ることができ幸せに旅立たせることができました。
おかげさまで私にできることはすべてして「やり切った。」と思うことができ母にとっても私達家族にとっても幸せなことだと感謝の気持ちでいっぱいです。
角田先生の、事務的判断ではない、その時できることを全力やってくださること、また患者だけでなく介護する家族の気持ちに寄り添い精神的負担も気遣ってくださる姿勢が素晴らしいと思います。
また、歯科を通して食べると生活をトータルでサポートするという考え方は素晴らしいと思います。
地域一丸となってひとりでも多くのかたが質の高い喜びのある生活をできるよう角田先生のご活躍を心から応援させていただきます。