スタッフ向けにKTバランスチャート(KTBC)を活用した「食支援」の実践ケース共有をしました。

【「KTBCを活用した食支援」について、現場での気づきを共有しました】

2025年11月12日、クリックスタッフの皆さんを対象に、
歯科衛生士・Yが講師となり、
「KTBCを活用した食支援」 をテーマに勉強会を行いました。

◆ KTBCで“その人の食べる”を多角的に見る

今回の勉強会では、日頃の訪問や外来で関わっている患者さんを題材に、
KTBCを使ってケースを振り返りました。
KTBC(KTバランスチャート)とは「NPO法人口から守る幸せを守る会」が定めているバランスチャートです。

一人ひとりのケースをKTBCで整理することで、
「単に食形態を変える/食べさせる」ではなく、その背景にある理由が見えてくる ことを共有しました。

◆ KTBCを使って“見えてきたこと”

Y衛生士からは、実際の担当症例を通して、次のような気づきが共有されました。

  • 口腔だけを見ていると「食べられそう」に見えるが、
    姿勢や活動レベル・栄養状態を合わせてみると、リスクが高いケースがあること
  • 本人の「食べたい」という思いと、家族・医療チームの「心配」のバランスを
    KTBCで整理すると、どこに介入すべきかがはっきりする こと
  • KTBCを共通言語にすることで、
    医師・看護師・リハ・介護スタッフとの話し合いがスムーズになったこと

スタッフからは、

  • 「KTBCを意識してカルテを見ると、情報の拾い方が変わった」
  • 「“食支援=嚥下だけ” だと思っていたけれど、生活全体の支援だと実感した」

といった声が上がりました。

◆ おわりに

今回の勉強会は、
「KTBCを“概念”で終わらせず、日々の食支援で実際に使ってみる」
という実践報告の場にもなりました。

今後も当院では、
KTBCをチームの共通言語として活用しながら、
患者さん一人ひとりの「その人らしい食べ方」を支えていきます。

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